【ホワイトニングの料金】安いところと高いところの違いは?
同じホワイトニングでもクリニックで行う場合と自宅で行う場合でも違いますし、ホームホワイトニングも高額だと5万円ぐらいで安くて1万円ほどです。
なぜこんなに違うのと感じますが、これは使う薬剤の濃度・本数・マウスピースの作成の仕方と精度などで変わるためです。
一般的に平均だと安ければ1万5千円から高いと3万5千円ほど。
使うマウスピースは既に出来上がっているのではなくて、実は患者一人ひとりにあわせてオーダーメイドで作ります。
つまり、費用の大部分はこのオーダーメイドのマウスピースで、材料費は数百円ぐらいと安いですが、技工士に依頼して簡単なものなら5千円ぐらいです。
しかし、歯の着色や使う薬剤の濃度でデザインを変えたりすると高額になります。
きっちりと歯茎に合わせてカットや薬剤が入るようにしたりと、細かい部分まで作り込むほど技術や手間もかかるためその分料金が高くなるわけです。
市販品を使うと安いですが、これだとフィット感などが悪いので長時間装着するのが難しく、効果も低いのでその分たくさん薬剤が必要となりトータルで考えると高額になります。
また、薬剤費は、日本だと認可されているホワイトニング材が10%のみで、海外だともっと濃い10%から35%まであります。
日本だと割と安いですが、高濃度のものは厚労省の許可が必要でさらに海外から輸入しないと手に入りません。
送料なども考えると自然と高くなるわけです。
ホームホワイトニングでも歯科医師が管理をしながら、歯の状態などをチェックするため管理費用などもかかり、これも病院ごとに違ってきます。
料金が安いからといって安易に選ぶとあまり効果がなかったり、逆に高すぎても経済的に負担がかかるので選ぶときにも慎重に選ばないといけませんね。